皆さんは外部モニター使っていますか?
前回もご説明しましたが、外部モニターは作業の効率を飛躍的に高めてくれます。
今回は、前回よりもちょっとマニアックな内容を
「外部モニターの選び方【応用編】」と称しまして解説しています。
モニターアーム
後付けはできない
モニターを選ぶうえで、モニターアームに対応しているかどうかは非常に重要なポイントになってきます。
ほとんどのモニターアームは「VESA」という規格に準拠しています。
今は使う予定がなくても後付けができないため、よほど気に入っている機種がなければ対応しているものを選んでおきましょう。
「VESA対応」と書いてあったらアームが使えるよ
アスペクト比
ワイド(16:9)
「ワイド」は一般的な横長のモニターです。
定番で、仕事作業もYouTubeもバランスよくこなせる一番使いやすいモデルです。
ウルトラワイド(21:9)
目を引くほど横に長いモニターが「ウルトラワイド」です。
一枚で多くの作業スペースを確保できるため、クリエイティブな作業やゲームを快適に行えます。
ウィンドウを最大にしても半分にしか広げられないため、人を選ぶ商品でもあります。
スクエア(4:3)
正方形に近いディスプレイは「スクエア」と呼ばれ、書類作成やブラウジングなどを省スペースで快適に行えるサイズ
よりコンパクトな作業場で使いたい場合におすすめです。
ベゼル幅
並べた時
ベゼルとは画面の縁のことです。
ベゼルが狭いとディスプレイ同士を横に並べたときに、画面間で途切れる幅も少なくなりよりスマートに感じます。 レンジ
個人的には狭ければ狭いほどかっこいいと感じます
パネルの加工
画面表面のパネルの加工によって、モニターの見え方が大きく異なります。
それぞれの特性を理解してより自分に合ったものを選択しましょう。
グレア
グレアとは英語で「ギラギラする眩しさ」という意味
その名の通り、映り込みや反射が激しい反面、色彩が美しく写り画質がよく見えます。
ノングレア
一方ノングレアは精細感がやや失われる代わりに、映り込みや反射が抑えられ視認性が良いです。
グレアとノングレアは、日が差し込む環境下で大きく見え方が異なります。
ゲームに重要な要素
リフレッシュレート
リフレッシュレートとは、1秒間に何度画面を切り替えることができるかというもの。
使用する単位は「Hz(ヘルツ)」
60Hzであれば、1秒間に60回画面が切り替わります。
対戦ゲームの使用用途であれば、144Hz以上あると良いでしょう
同じような単位としてフレームレートの単位「fps」があるが、こちらは表示するコンテンツ側のコマ枚数のこと
応答速度
モニターにおける応答速度とは、色が変化する速度のこと。
応答速度が遅いと映像の動きが速ければ速いほど、残像が残ってしまうためゲームでは不利です。
使用する単位は「ms(ミリ秒)」
対戦ゲームに使用する場合「1ms」以上の応答速度のものを使用しましょう。
画像編集に重要な要素
カラーマネジメント
カラーマネジメントとは、コンテンツの色を正確に表示するための機能のこと。
モニターによって表示する色味に特徴がありますが、カラーマネジメント機能があるとコンテンツ本来の色を表示することができます。
また、モニターの長期使用における経年変化を調整する「キャリブレーション機能」というものも重要と覚えておきましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
前回の基礎編と比べると、よりマニアックな選択基準を解説してみました。
詳しくモニターのことを理解して、自分に合ったものを選びましょう!