最近切り抜き動画というものがものすごく注目を集めていることをご存知でしょうか?
今回は切り抜き動画について詳しく説明していきたいと思います。
切り抜き動画について
切り抜き動画とは
有名な配信者の動画の一部分だけを切り抜いた動画のことです。
最近目立ってきていますが、実は切り抜き文化というものの歴史は古く、動画配信サービスが登場した頃から存在していました。ですが、他の人の動画の一部分を切り抜いてアップする無断転載であるというマイナスイメージの方が強く持たれていました。
ではなぜ、今になって切り抜き動画が注目を集めるようになったのでしょうか?そこにはある一人の人物が絡んできます。
切り抜き文化の繁栄
切り抜き動画が再注目され始めた理由としては、切り抜き行為を公認(黙認)する配信者が現れ始めたことにあります。
知っている方も多いとは思いますが、2ちゃんねるの創設者である「ひろゆき」氏がその代表とも言える人物です。
今まで切り抜き投稿者というのは動画を切り取ってアップし、その収益をせしめるといったいわば「盗人」ともとれる存在でした。しかし、ひろゆき氏は切り抜き動画で得られた収益の50%を徴収する条件で切り抜き動画を黙認するといった体制をとったのです。
それによって切り抜き投稿者は爆発的に増加し、瞬く間に「切り抜き動画」という、いちジャンルを確立させたのでした。
ちなみに、なぜ「ひろゆき」が今更話題になってるの?という諸氏に説明すると、単純にYoutube切り抜き動画の再生数が多いからです。
直近の28日間で2億4951万回再生されています。
2020年に日本で一番多く再生されたYoutuberが1年で8億8810万回なので、その3倍ぐらい再生されている計算になります。 https://t.co/PfSt4XeCOy pic.twitter.com/9NeY6iHlwt
— ひろゆき, Hiroyuki Nishimura (@hirox246) March 22, 2021
▲ヒカキンさんの1ヶ月一億再生未満と比べるととんでもないことがわかる
厳密には以前にも切り抜きはあった
実際には、ひろゆき氏がこういった体制を取る前から動画の収益を折半する条件で切り抜きを公認しているというクリエイターも存在していましたが、
- 公認するチャンネルが一つもしくは少数
- 公言していない
という限定条件がついていることがほとんどで話題になるまでには至りませんでした。
ひろゆき氏が、「切り抜き」行為自体を黙認すると公言したことによって状況が大きく変わったのです。
特に切り抜かれているチャンネル
ひろゆき, hiroyuki
参照:https://www.youtube.com/c/hiroyukix
先ほどにも話に上がりましたが、2ちゃんねる創設者であるひろゆき氏は切り抜き動画代表とも言える存在です。
黙認を公言したことに加え、スーパーチャット(投げ銭)による視聴者の質問に答えていく一問一答形式の生放送を行っているため、非常に切り抜き動画と相性が良いということも切り抜きチャンネルの増加に拍車をかけています。
jun channel
参照:https://www.youtube.com/c/junchannel/community
ニコ生1のゲーム実況者「うんこちゃん」こと加藤純一さんも多くの切り抜き動画チャンネルが存在しています。
過激な発言が目立つので好き嫌いがかなり分かれる配信者ではありますが、●人予告をしてきた視聴者でさえをも受け入れファンに変えてしまうほどの懐の深さと、多くの視聴者の心を掴んで離さない魅力的な人柄が人気の理由といえます。
また曲者であるひろゆき氏の扱いにたけている数少ない人物でもあります。
※加藤純一さんは切り抜きを公認していません。
VTuber
熱狂的な人気を誇っているバーチャルYouTuberも数多くの動画を切り抜かれています。
ただ単に切り抜かれているだけの動画もあれば、イラストやアニメーション等で可愛らしく表現された動画も存在しており、Vtuberの人気に貢献している要素の1つでもあります。
これは昔ニコ生で多くの人気を博した
「ユーザが作成した楽曲に対して、他のユーザが振り付けを考え踊ってみた動画を作成する」といったクリエイティブの連鎖を彷仏とさせるものですね。ただ大きな事務所に所属している人が多いので切り抜きには注意が必要です。
再編集による新たな価値の創造
実は、切り抜き動画のような「再編集による新たな価値の創造」は他にも多く存在しています。
まとめサイト
2ちゃんねるや5ちゃんねるで立ったスレッドの面白い投稿のみを切り抜いてまとめた「まとめサイト」もその代表例でしょう。
また、まとめたものを音声で読み上げる動画や、アニメーションでわかりやすく表現した動画もYouTubeで人気を博しています。他にも
- 忙しい人向けの解説動画
- 本の要約解説動画
- ランキング動画
これら再編集による新たな価値の創造といえるでしょう。
とはいっても切り抜き動画はグレーゾーン
認められつつあるジャンルとはいえ、やはりグレーゾーンであることには変わりないです。
元の投稿者が消すといえば簡単に消せてしまいます。
というのも加藤純一さんは切り抜きに対して公認していないと明言しており、現に定期的に切り抜きちゃんねるを削除しています。
加藤純一さんは収益に対して固執しておらず、自分と視聴者が楽しむということを最優先で考えているためです。
さらに加藤純一さんは常に数多くの視聴者を抱えているにも関わらず、スーパーチャットによる投げ銭やメンバーシップ制度、さらにはTwitchの収益化まで行っていません。
切り抜き投稿で得られる収益はいつ無くなってもおかしくないと言えます。
スマホでも簡単にできる
以前に紹介したスマホの動画編集アプリを使用することで、スマホでも簡単に切り抜き動画を作ることができます。
このように誰でも簡単に参入ができるため、ここまで繁栄したのでしょう。
リンク
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まとめ
いかがでしたでしょうか。
最近切り抜き動画が物凄く注目を集めている背景にはこのようなことがありました。
このように動画ジャンルにはまだまだ潜在的需要を孕んでいます。
簡単なことではありませんが、あなたも新ジャンルの第一人者になることができれば思わぬ大成功を納めることができるかもしれませんね。