【初心者】シャッタースピードとは?一眼カメラの表現の幅が格段に広がります

シャッタースピードとは

シャッタースピード(シャッター速度)とは、シャッターが開いている時間のことです。
普段スマホでしか写真を撮っていない人ではあまり意識したことがないかもしれませんが、一眼カメラで写真を撮るときにおいてはこの「シャッタースピード」を知っておくことで、撮れる写真の幅が格段に広くなります。
今回はシャッタースピードの仕組みと活用するとどんな写真が撮れるようになるのか解説していきます。

シャッターの仕組みと表記

シャッターはレンズとセンサー(撮像素子)の間にあります。
シャッターボタンが押されると一瞬だけシャッターが開閉することで、センサーに光が当たり記録します。
シャッタースピードは「1000」や「50」「4″(4S)」のようにカメラに表示がされます。「1000」=「1/1000秒」という意味です。つまり「1/1000秒間」だけシャッターが開いて瞬間を切り取るといったイメージですね。
「4″」もしくは「4S」のような表示がされる場合は「4秒」という意味になります。

カメラは光を記録する機械

写真において光をどのくらいの量受けるかという考え方は非常に重要です。
たとえば
光量100の光を4秒間浴びるのと
光量400の光を1秒間浴びるの
どちらも同じ量の光を浴びていることになりますが、写真においては全く意味が異なります。
カメラは、イメージセンサーが光を受け始めた時(シャッターの開き始め)から
光を受け終わる(シャッターが閉じる)まで一枚の写真に記録してしまいます。
写真は光を取り込む時間も考慮する必要があると言うわけですね。
ある意味、写真は4次元と言えます

シャッタースピードを変えると何ができる?

早い場合(滝)

▲シャッター速度を上げて撮ると、水の粒がはっきりとわかる写真が撮れます。

遅い場合(滝)

▲シャッタースピードを落とすと、滝がまるで絹かのような写真が撮れます。

早い場合(乗り物)

▲乗り物の細かいところまではっきりと見ることが出来ます。

遅い場合(乗り物)

▲背景をブレさせる(流し撮りする)ことで、早い速度で走っているという躍動感が伝わります。

■シャッタースピード優先モード

カメラのモードダイヤルを「S」もしくは「Tv」にセットすることでシャッタースピード優先モードにすることが出来ます。

シャッタースピード優先モードとは

シャッタースピードをユーザーで設定することで、その他の値はオートで設定してくれるモードです。シャッタースピードのみに集中できるので初心者にとてもおすすめです。
またシャッタースピードに対して他の数値がどう変化しているのかも合わせて学ぶことができます。オートモードになれた時の次のステップとして最適です。

被写体にあった撮り方を選ぶ

早くしたほうがいい例(カワセミ)

▲カワセミが魚を獲る瞬間です。

物事の一瞬を切り取りたい場合はシャッタースピードを上げて撮りましょう。誰もがあっと驚く時を止めたような写真が撮れます。
他にも子供の運動会のような、顔をしっかりと写したい場合にはシャッタースピードを速くして撮ることがオススメです。
被写体によっては動いているか動いていないかがわからなくなってしまう場合があるので注意が必要です。
この写真のような場合は問題ありませんが乗り物などを撮った場合、動いているか動いていないかが写真から伝わってきません。
自分が何を表現しようとしているのかを考えて設定しましょう。

遅くしたほうがいい例(夜景)

▲見下ろした都会の夜景
夜のような光量が少ない場合にはシャッタースピードを遅くすることがオススメです。
まるでCGかのような幻想的な写真を撮ることが出来ます。
長時間シャッターを開き、センサーに光を記録させ続けるのでごく微弱なブレさえ写ってしまいます
撮影時には必ず三脚を使用しましょう。

■長時間露光とは

シャッターを20秒,30秒ではなく、10分や30分もしくは何時間も開いて置くことでさらに撮影の幅が広がります。
これを長時間露光と言います。

長時間露光(星空)

▲何時間も開いておくことで星の軌跡までも記録することが可能です。

■まとめ

今回は、一眼カメラで写真を撮るときにおいて非常に重要なポイントとなるシャッタースピードについて説明しました。シャッタースピードを自在に扱うことができるようになれば、自身が何を表現したいかという幅がグッと広がります。ぜひマスターして一眼カメラを使いこなしましょう。