画素数=画質ではない!カメラで重要なイメージセンサーとは?【徹底解説】

画素数=画質ではない

 

このカメラは画素数が高いから画質がいい
そう勘違いしてしまっている方も多いのではないでしょうか?
実は、写真において画素数というものは高ければ高いほど良くなるというものでもありません。別の物に例えるなら「歌は声量が大きければ大きいほどうまい」といっているようなもの。確かに声量が大きければ迫力はありますが、バラードのようなしっとりとした曲なのにがむしゃらに大きな声で歌うってあまり良くないですよね?画素数も画質の一つの要素ではありますが、多いことの利点と欠点があります。
では画質を大きく左右する要素とはなんでしょうか?
それが「イメージセンサー」です。
画質は多ければ多いほど画質が良くなるわけではないと言いましたが、イメージセンサーのサイズは大きければ大きいほど画質が良くなるとされています。

イメージセンサーとは

人間は光を網膜で捉え視覚として認識しています。それと同じように一眼レフやミラーレス一眼では、光を認識し取り込むためにイメージセンサー(撮像素子)が用いられています。
いわばカメラの心臓部です。

センサーサイズの種類

 

フルサイズ

フィルムカメラが主流であった時代、最もポピュラーであった135mmフィルムで用いられていた画面サイズ24×36mmが現在の「フルサイズ」と呼ばれているサイズです。一般的なカメラの中では最大のサイズとなっています。生産コストが高いため価格は張りますが、生み出される写真の質側のセンサーと比較しても非常に高いため、カメラ好きはいつかたどり着く憧れのサイズとよく言われています。
フルサイズの他にも以下のサイズが主流となっています。

APS-C

デジタル一眼カメラが誕生した時に、デジタルカメラ向けに開発されたサイズのセンサー「APS-Cセンサー」フルサイズより小型化、コスト削減をしながら極力画質を落さないように作られたセンサーです。デジタル一眼カメラのなかで最も多くのモデルに採用されているポピュラーなイメージセンサーと言えます。

マイクロフォーサーズ

パナソニックとオリンパスによって策定されたイメージセンサー。フランジバック(センサーからレンズ接続部の距離)が短縮されることにより、より一層の小型化の実現が可能となりました。焦点距離がフルサイズの半分であるため、マイクロフォーサーズの25mm=フルサイズの50mmとなります。

センサーサイズが大きくなることによる違い

1.背景ボケ

 

一眼カメラのイメージとして背景が綺麗にボケるという点があります。センサーサイズが大きくなれば背景のボケ量も大きくなります。背景が綺麗にボケれば被写体が浮かび上がっているような綺麗な写真が撮れるようになります。

2.画角

センサーサイズが大きくなれば同じ50mmレンズだったとしても画角が大きくなります。逆に遠くのものを取ろうとした時にはセンサーサイズの小さいものの方が有利となります。

3.暗所性能

暗所性能とは、暗い場所での撮影性能のことです。センサーサイズが大きければ取り込む光量が増えるため、わずかな光でもノイズの少ない綺麗な写真を撮ることができるようになります。

4.諧調

諧調とは、色のグラデーションのこと。センサーサイズの大きいフルサイズであればAPS-Cに比べて、白飛びと黒つぶれのしづらい写真を撮ることができます。

5.本体サイズ

センサーサイズに伴って本体サイズも大きくなるのが一般的です。最近ではコンパクトなミラーレス一眼が主流になりつつあり、携帯性と画質の両立が実現しています。

6.対応レンズ

フルサイズ一眼カメラとAPS-Cセンサの一眼カメラとでは、対応レンズが異なっています。これについては別記事で開設予定ですので、お待ちください。

7.価格

センサーサイズによって価格が大きく異なります。フルサイズ一眼カメラであれば20万~ほどかかるのが一般的です。APS-Cやマイクロフォーサーズであれば基本的に5万~20万の間で購入することができます。

まとめ

カメラを選ぶ基準として重要な要素であり「センサーサイズ」について解説しました。
ここまで説明した内容からするとセンサーサイズが大きければ大きほど良いと思うかもしれませんが、本当の初心者にはオススメしません。価格が高いのもありますが携帯性が悪くなってしまうため、絶好のシャッターチャンスに出会う機会が少なくなってしまいます。最初は一眼カメラの面白さを知った後に、フルサイズに挑戦しても全然問題ないです。しかし、フルサイズに乗り換える際や別メーカーへ乗り換える時に、所有しているレンズが使用できなくなってしまう可能性があるためそこだけは注意が必要です。
以上を踏まえた上で、自分に最適なカメラに出会ってください。