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綺麗に背景をボカしたい!カメラ用語「F値(絞り)」とは?おすすめ設定も紹介!

一眼カメラを買ったからには、一眼カメラらしい背景をボカした綺麗な写真が撮りたい!

でも使い始めたばっかりの頃には、何やら知らない数字がいっぱいあって困惑しますよね?

今回は一眼カメラの設定の中でも最重要ポイントとなる「F値(絞り)」について解説します。
F値を学ぶことで、一眼カメラ特有の綺麗に背景をぼかした写真や暗い場所でも明るく写真を撮ることができます。カメラの設定の中でも最重要な要素となっていますので、必ず覚えておきましょう。
目次

F値とは

F値とは、絞り羽根と呼ばれる部品の開き具合(光の取り込む穴の大きさ)を数値で表したものです。別名「絞り値」とも言います。F値は「F5.6」のような「F◯◯」と表されます。
このF値を小さくすることで光を取り込む穴が大きくなり、逆にF値を大きくすることで穴は小さくなります。
よく間違いやすいのですが、「絞る」と言われた時は「F値を大きくする(穴を絞る)」という意味です。
逆に「開放」と言われた時は「F値を小さくする(穴を開放)」するということになります。

F値を変えるとどうなる

F値を小さく(絞りを開放)した場合

F値を小さくした場合、絞りバネが開き取り込むことのできる光の量が増えることになるので、撮れる写真はより明るくなります。
また、ピントが合っていないところがボケやすくなり、全体的にふんわりとした雰囲気の写真を撮ることができます。

F値を大きく(絞った)した場合

F値を小さく設定した場合、絞りバネが閉じて取り込むことのできる光の量が減るので、撮れる写真はより暗くなります。
また、全体的にボケ量が少なくなり、より引き締まった印象の写真を撮ることができます。

ズームレンズと単焦点レンズ

背景をほとんどボカしたような写真を撮るにはF2.8以下が好ましいです。しかし、標準のズームレンズではF3.5が最小の値である場合が多く、F2.8ほどの明るいズームレンズは高価なものが多いです。
ズームのできない「単焦点レンズ」と呼ばれるレンズでは、F1.8のレンズまでは比較的安価に購入できます。
背景を綺麗にボカした写真を撮りたい場合は、単焦点レンズの方が適しています。

シチュエーション

背景をボカしたい ~F2.8

背景をボカし被写体を浮かび上がらせて写真を撮りたい場合は、F2.8までのF値で撮影しましょう。また、取り込む光の量を増やせるので、暗いところで手持ちで撮りたい場合に設定しましょう。

臨機応変に対応したい F4~5.6

光量とボケ量をバランスよく維持できるため、失敗の少ない写真をとることができます。旅行などの撮り歩きに適した設定だと言えます。

シャープな風景写真を撮りたい F8〜

最もレンズの性能を引き出せる絞り値がF8だと言われています。ラインをシャープに映すことができるため風景写真などに向いています。取り込む光の量がかなり少なくなり手ブレが起きやすくなってしまうため、三脚を使用しましょう。光量の多い晴天時であれば手持ちでも撮ることができます。

絞り優先 A(Av)モードとは

F値をユーザーで設定することで、その他の値はオートで設定してくれる初心者にとてもおすすめなモードです。絞り値を変更することによって、写真にどういった変化が生まれるのかを学ぶのに適しています。
また、絞り値に対してシャッタースピードがどう変化しているのかも合わせて学ぶことができます。オートモードになれた時の次のステップとして最適です。

まとめ

今回は、一眼カメラで写真を撮るときにおいて非常に重要なポイントとなるF値(絞り値)について説明しました。F値を自在に扱うことができるようになれば、被写体に合わせて綺麗に撮れるだけでなく、あえてボカしたりボカさなかったりといった表現の幅がぐっと広がります。ぜひマスターして一眼カメラを使いこなしましょう。

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この記事を書いた人

社会人3年目の25歳会社員。某大手カメラメーカー勤務。
2か月連続更新→放置で月5桁の収益を2年間継続。
開設2年目に月収6桁達成しました。
ガジェットが好き。嫌いな物は燻製。

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